蒸留直後のウイスキー原酒は、無色透明で香味は荒削り。
富士御殿場蒸溜所では、熟成を経て華やかな香味を生み出すために、こだわりを持って熟成を担う樽を選んでいます。
蒸留直後のウイスキー原酒は、
無色透明で香味は荒削り。
富士御殿場蒸溜所では、
熟成を経て華やかな香味を生み出すために、
こだわりを持って熟成を担う樽を選んでいます。
熟成を担う樽は、蒸溜所ごとに伝統や知恵があります。
富士御殿場蒸溜所ではよりなめらかでフルーティな原酒を得るために、
一般的なバッツ樽(約500リットル)、ホッグスヘッズ樽(約230リットル)よりも
小さなバレル樽(約180リットル)を使っています。
バレル樽は、北米産のホワイトオーク材で、バーボンウイスキーやスコッチウイスキーの熟成に使われていた古樽などを使用。
小樽に継ぎ足して大きな樽へつくり変えて熟成を行う蒸溜所もありますが、
富士御殿場蒸溜所では新しい木のもつ特有の生臭さや雑味が原酒に移らないようにするため、
そのままそっくり使用しています。
さらに、ほとんどの樽の内側は焦がされています。
それは、内側を焦がしていない樽を使うと木の生臭さや雑味がやはり原酒に移ってしまうからです。
また、樽が小さくなればなるほど、樽の数が多くなりその分手間も増えますが、
小樽を使うことで原酒と樽の触れ合う表面積が大きくなるため、
木樽の豊かな香りと色をふんだんに得ることができるのです。
熟成を担う樽は、
蒸溜所ごとに伝統や知恵があります。
富士御殿場蒸溜所ではよりなめらかでフルーティな
原酒を得るために、
一般的なバッツ樽(約500リットル)、
ホッグスヘッズ樽(約230リットル)よりも
小さなバレル樽(約180リットル)を使っています。
バレル樽は、北米産のホワイトオーク材で、
バーボンウイスキーやスコッチウイスキーの熟成に
使われていた古樽などを使用。
小樽に継ぎ足して大きな樽へつくり変えて
熟成を行う蒸溜所もありますが、
富士御殿場蒸溜所では新しい木のもつ特有の
生臭さや雑味が原酒に移らないようにするため、
そのままそっくり使用しています。
さらに、ほとんどの樽の内側は焦がされています。
それは、内側を焦がしていない樽を使うと
木の生臭さや雑味が
やはり原酒に移ってしまうからです。
また、樽が小さくなればなるほど、
樽の数が多くなりその分手間も増えますが、
小樽を使うことで原酒と樽の触れ合う表面積が
大きくなるため、
木樽の豊かな香りと色を
ふんだんに得ることができるのです。